佐渡へ行こう!〜月島の故郷、宿根木町〜



宿根木は月島軍曹が幼い頃に過ごした故郷です
江戸後期〜明治にかけて全盛期を誇った港町で、現在もそこに建ち並ぶ民家の殆どが板張りで懐かしい景色が保存されています。
明治維新以降は松前藩との貿易制限撤廃により、蝦夷地との往来も盛んになったそうです。
佐渡には大野亀という神さまが訪れる場所があり、縁起の良い亀を神にもカムイにも聞こえるように名付けたらしく佐渡の島を歩いているとどことなく蝦夷と共通点が多いなと思いました。

肺氏と「月島といご草ちゃんを感じような…!時々鶴見の気配を察知しながら」と楽しみにしていた宿根木!

おひるごはんを食べてちょっと小木港をお散歩してから
「ゴールデンプランA」のツアーに合流です(^∇^)

参加グループは私たちを含めて3グループ
少人数だったのでバスものびのび使えて みんなとお話しできてよかったな〜🐣🐣


ゴールデンコースAはこんな感じでバスガイドさんが案内してくれました





小木港▪️▪️▪️宿根木 (車10分🚗💨)

車窓から宿根木の集落が見えて、149話のコマまんまでした(写真は撮れませんでした😭)


狭い土地に集落を形成するべくして知恵を絞り作り出した不思議な地区
細い小道が多く、レトロな街並みはタイムスリップしたようで面白いです






あっ鶴見少尉の顔が見える…!有名な三角家



背後にはすぐ別の民家がありカメラで引くのはこれが精一杯
鶴見さんは昔のゲームみたいにグラフィックの中にめり込んだバグ状態になってることになります
というか、あの回想はイメージ映像なので鶴見さんと三角家は別撮り合成です







うぐいすが鳴いていてめちゃくちゃ風流かよ
八重桜や椿が咲いていて目が、、いや腦が潤うわ
高い建物がないので自然の音が聴こえて気持ちよかったです
映像を見ると川のせせらぎや野鳥の鳴き声が入っていてのどかの極み









▼なんか可愛くて撮った写真









宿根木は漁と金の運搬で他の地域よりもかなり栄えていたとききました
宿根木の最盛期は明治の初期ですが中期に生まれ育った月島もまだまだ恩恵に預かれたかなと推測します
素行の悪い父親に育てられた月島がどのような生活を送っていたかはわかりませんが
食うに困ることはなかったんじゃないかな〜と思います。
明治の終わり頃、いや昭和の初期ですらまだまだ貧しく草履か裸足で生活する人も多かった時代に月島は下駄を履いていたので(ていうか武器)その点から見るに、もしかしたら本土の農村部よりもずっと良い島の生活をしていたかも…?

先程ちらっと松前藩と盛んに往来をしていたことに触れましたが、明治時代はニシン漁に松前北海道ドリームを夢見て多くの佐渡衆が北へ行き歓迎されたそうです。金採掘に陰りを見せた背景、島外へ流出し豊かさを求めていた時代だったのかもしれません。


宿根木町自体はコンパクトな作りでしたが、
今回のツアーでは全然足りないくらい見所がたくさんありました( ;  ; )
細い小道がたくさんあって迷路みたいでまるでゲームの世界みたいで楽しかったです。
舞台は違うけれど葛葉ライドウ感を察知しました


あとは写真でもわかると思いますが天気が最高によくて彩度高く、
景色がめちゃくちゃに綺麗で穏やかさにハッピーな空間でした。





世捨小路
この奇妙な名前の由来は不明。お寺に通じる道でお参りする人や幽霊がこの道を通って海に出るのだそう。
他にも地獄の川があったりして佐渡はたぶんきっと、ほとんどあの世に近いねって話をした



▼佐渡国宿根木博物館



大正9年築の小学校を博物館として利用している場所
月島軍曹の小学校もここにあったのかな〜

今回は見ることができなかったので、次回訪れたときにゆっくり見たいと思いました




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