いごねり


裏テーマ:いごねりを探す旅

いごねりとは…
いごねりまたはえごねりとは、佐渡島でおもに食される郷土料理、海藻加工食品である。同様の食品はいごえごなどと呼ばれ、新潟県(本土)、長野県北部などおもに日本海側の広い地域で食べられている(いごは佐渡地方、えごは新潟地方で呼ばれる

表記のぶれは新潟の方言で「い」と「え」の間の発音で話されているからとの記述を見たことがあります。
佐渡の人は完全に「い」ごねりね!って感じで紹介してくれていたので、いごねりに統一します。


いごねりは日本海でとれるいご草を煮溶かして練ったもので、水溶性食物繊維が豊富な食べ物です。


私は漫画ゴールデンカムイを読むまでこの食材のことを知りませんでした。
ネットで得た知識だと、ところてんに似たもので酢醤油で食べる食卓の一品

北陸に住んでいた父にいごねりのことを聞くと、全く知らないと言われました。

未知なる食材にわくわくしながら、いごねり探しの旅を兼ねて佐渡島へと向かいました😆


新潟に着いた時点であらゆるお土産屋さんの店内を探し回ったのですが、
干し柿やバター、イカなど代表的な名産品は置かれているもののいごねりの姿はどこにもありません。

1日目で目にしたのはホテル内の干物パック(4000円)の中に入っていたいごねりのみです。

お土産の人曰く「いご草は高級品だからなかなか置いていない」と言われました。
ま、マジか〜!!てっきりソウルフードとして存在を示しているものだとばかり思っていたけれど、
いごねりはレアリティの高い食材なんだ!?と認識を改める必要がありそうです



ようやく「いごねりあるよ!」と言われたのが、こちら






七浦海岸のお店で草が売られていました😃1080円です。


いごねりじゃないものをうきうきでお買い物する肺氏
(佐渡の乾物おいし〜〜〜!!!!)



手作りはいご初心者にハードルが高かったので、加工品は売られていないのかお店の人にきくと
「両津港にあるよ!」と教えてもらいました。




両津港▼



ほんとだ売ってる〜!!



要冷蔵!






人気3位!はえ〜すっごい。
私が見てる間(10秒くらい)で3つ売れた。人気!


佐渡を代表する郷土料理。磯の香りとモチモチとした食感、ツルリとしたのど越しは絶品。
佐渡の人は毎日食べてるのかな(聞くの忘れた)



やったー!買いました☺️
要冷蔵だったので保冷剤つけて家まで持ち帰ります。






ほくほくしていごねり食べるぞ〜!☺️と
ネットで調べて新事実発覚

実は2日目朝食ビュッフェで出されていた「佐渡風お蕎麦」の正体が
探しまくっていたいごねりでした。びっくり。
しらずしらずのうちに摂取していました。つるつるしてておしかったやつだ〜!


▼買ったいごねり 豪華6本入り 
生鮮食品なので1週間くらいの消費期限です



ぬるぬるしてる〜



鶴見少尉がクンクンしてたやつだ!



このように巻かれた状態で売られてることが多いそうです

細かく切ってお醤油で食べてみました


海苔とも海藻とも違う爽やかで不思議な味〜!
これがいごねりか〜〜〜(満足)

ここから6本をいかにして消費するかのチキチキレースが始まった!
以下試した食べ方 

*わさび醤油→いごねりの味が勝る
*うずらの卵と出汁と混ぜて白米に乗せる→いごねり強い
*ポン酢→これだ!
*ラーメンに入れる→爽やかでさっぱりしたラーメンになる、夏にいいじゃん!
*納豆に混ぜる→ナンカチガウ

ラーメンおいしい ラーメンはおやつ




私はポン酢で食べるのが好きです
酒が進む!



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